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痛みとは

痛みのメカニズムをわかりやすく解説してゆきます。筋肉の痛み。体の痛み。

自律神経の不調。筋肉の痙攣。筋肉の疲労。筋肉痛だるさ体の不調に共通するキーワードとして化学反応が挙げられます。

ざっくりわかりやすく人間の体の構造を申し上げますと乾電池に例えることができます。

私たちの体は常に電気(信号)によって支配されコントロールされています。

脳、神経、心臓、内臓、筋肉の活動の全てが電気信号によって行われています。

そこで重要になってくるのが化学伝達物質となります。化学伝達物質とはすなわち電気を起こす物質です。

この化学伝達物質が少なくなったり多くなったりすることによって電気信号が不安定になり筋肉の痛み疲労、筋肉痛などを起こす大きな要因になっています。

通常、化学伝達物質は人間の本能として平均に保たれていますが中には時々エラーを起こしいろいろな症状を引き起こします。

ホルモンも化学伝達物質の1つで重要な要素となります。

ですのでこの化学伝達物質を整えることによって筋肉の不調や体の不調を改善することが可能になってくる訳です。

1筋肉繊維は痛みを出しません筋肉を被っている筋膜やその周りの結合組織が痛みとなる物質を出します。

神経と筋肉はつながっておりません。神経同士も厳密に言うとつながっておりません。

化学伝達物質が電気を起こすことによってそれが伝わり痛みとなったり筋肉を動かしています。さらに詳しいことをに興味がございましたら直接ご説明いたします

痛みの特徴1

痛みは記憶されます。

病気怪我などで痛みを感じるとこの痛みの刺激は中枢神経に記憶されます。常に脳や脊髄が刺激されると痛みの原因になる刺激がなくても脳はいつも痛みを感じ続けてしまうことがあります。

怪我や病気が治ってもその部分がまるでその怪我や病気が起きているかのように痛み続けてしまいますこれが慢性痛の原因の1つとなっています

痛みの特徴2

痛みは痛みを招きます。

肩こりを我慢していたら首や背中まで痛みが広がり頭痛まで起きたと言う症例がよくあります。

痛みを我慢するとさらに痛みが広がると言う悪循環を招くためです。

この痛みの悪循環とは何でしょうか?肩や腰などある部分に痛みが起こるとそこだけ交感神経が緊張します。

その結果筋肉の緊張が強まったり血管が収縮したりしますこれにより血液循環が悪くなるためその部分に新鮮な酸素や栄養が滞ります実は血液循環の低下酸素不足は痛みをもたらす化学伝達物質を産生させその痛みがさらに強まります。

痛みを招く悪循環をもたらします。軽い痛みだからと言って放っておくと気がついたら我慢できないほどになったりします。

そうならないためにも痛みは早めに対処した方が良いです。